結婚指輪は手作りした方が安いって本当?
ネットで囁かれているウワサ
「結婚指輪を手作りすれば安い」と、ネットで色々囁かれています。しかしネットの情報ほど、信用できないものはありません。デマ情報が飛び交っている中、安易に信じるのは危険すぎます。
そこで本当に結婚指輪を手作りした方が安いのかどうか、検証してみました。ご参考になれば幸いです。
店で結婚指輪を購入する場合
まずは店で購入する結婚指輪について、見てみましょう。セミオーダーを専門的に扱うブランドの場合、安い結婚指輪2つ合わせて10万円〜12万円で販売されていました。
使用素材はプラチナ。デザインはシンプルなものです。プラチナで10万円〜20万円は、低価格の部類に入るでしょう。
工房で結婚指輪を手作りする場合
次に工房で、手作りした場合です。シンプルなデザインでプラチナの結婚指輪を手作りしたとなると、およそ3万円〜5万円前後となります。2つ合わせると6万円〜10万円。
先ほど紹介した店は「安い」と評判のお店です。それでも手作りの方が、5割〜6割の値段で手にできることが証明されました。「結婚指輪は手作りの方が安い」という噂に関しては、信じて良いでしょう。
手作りの方が安い理由は?
ではなぜ、手作りの方が安く済むのでしょうか。「手作りの方が安い」というよりも、正しく「店の方が無駄に高い」です。
指輪の値段を決める要素は、指輪の素材・加工費用・店の運営費・職人などです。海外ブランドならば、プラス輸入費用もついてまわるでしょう。パッケージ費用や店の宣伝費用もプラスされると、高い値段になるのは当たり前です。でも手作りならば、実質的に素材費用と加工費用だけで済みます。変な宣伝をしていないところなら、宣伝費用もほとんどゼロです。だから安いからとは言え、質が悪いわけではありません。むしろ手作りの結婚指輪は、高い品質が自慢です。
結婚指輪の手作りは2人で
なお結婚指輪を手作りする際には、必ず2人で訪れるようにして下さい。女性だけ1人・男性だけ1人で手作りすると、せっかくの結婚指輪も台無しになります。
手作りの結婚指輪は、お金では買えない思い出を紡ぎ出してくれます。